【噛まないのではなく、噛めない子どもたち】

なんかあんまり噛んでる気がしないんです・・・
固い物食べるのめんどくさがって・・・・
食べ物は小さく切ってあげています!
固い物食べさせてないです。
よく聞くお話ですね?
その原因はなんなのか??
食べ物が滑らかで柔らかくて噛む必要が無いものが多いから。
甘い物ばかり食べている。
甘い物は咀嚼回数が少なくても飲み込めるものが多く、咀嚼しないと唾液の量も少なくなります。
親が手をかけすぎる。
小さくしないと食べられないかも。固い物を食べられると思っていない。子どもが欲しがるものを食べさせてあげたい。
甘いものが食べられないなんてかわいそう。
食べさせてあげないとかわいそう。
食べさせてもらえるので自分で食べる必要がないので食べるという行為を学ぶことができない。
そうすると噛めない子どものできあがりです。
「噛まない」のではないのです。「噛むことを知らない」のです。
噛むことをしなくても食べられるものがたくさんあります。
むしろ子どもたちが好む食べ物はそういったもののほうが多いのです。
いろんな食材を準備して、その中から何を食べるかは子どもたちが決めますが、子どもが好きなものばかりを与える必要はありません。
子どもが食べたいものではなく、子どもに食べさせたいものを親が提供し、子どもが選ぶ。
そうすることで子どもはいろんな食べ物を知ることができ、いろんな触感を通して噛むことを覚えます。
子どもは親から与えられたもので育ちます。
正しい食の選択をすることも子どもの成長をサポートできます。どんな時期に何をどうやって食べるのか。
そんなことをお母さんたちに伝えていきたいですね?