【咀嚼上手になろう!!】

あんまり噛んでる感じがないんです。
もぐもぐしてるのかな・・・?
かたい物は嫌がります。
乳幼児から小学生まで皆さん同じお悩みをお持ちです。
現代の子どもたちは前歯で噛み切って、奥歯で噛む。
この一連の動作ができなくなってきています。
赤ちゃんのうちから自分で前歯を使い、
奥歯で咀嚼する動作を学ぶことができなかったことが原因ではないでしょうか?
離乳食初期のペースト状やピューレ状の食事。
これは噛む必要がないのでそのまま飲み込みます。
細かく刻んだものも咀嚼する必要がないので噛むことの学びにはなりません。
ペースト状→刻み食
この次はこれまたそんなに噛まなくても大丈夫な柔らかいもの。
徐々に固形物にしていくという一般的な離乳食の進め方では
「食べる」行為が始まってからも、なかなか噛む練習までたどりつけません。
これでは咀嚼上手にはなりにくいのではないでしょうか。
食べ物には噛むことが必要ということを、離乳初期から学ぶことが大事です。
6か月ころの赤ちゃんは上手に手づかみができるようになってきます。
しっかりと自分の手でつかんで、いろんな形や固さのものが食べられるんだよと
教えてあげることが親が子にしてあげられる大切なことです。
なんでもかんでもやってあげるということが子どもの成長にとって必要なことではありません。
咀嚼上手に育つためには「自分で食べる」
これが大事です✨