【ご褒美】

トピックス 2020年10月26日

【ご褒美】

お出かけ先で静かにさせるために飴を食べさせます。
頑張ったらジュース買ってあげるよ!!(ここ歯医者ですよ?(笑)
こんなことをよく聞きます。
好き嫌いのある子に、
「ピーマンを食べたらプリンをあげる」
とか。ありがちなご褒美ですよね。
ですが、これはピーマン嫌いの子を、よりピーマン嫌いにさせてしまいます?
ピーマンを我慢して食べさせられ、プリンをご褒美として与えられる。
ピーマン=我慢して食べるもの
プリン=ご褒美
これでピーマン好きになるでしょうか??
おとなが「ピーマンは我慢して食べないといけないものだよ。」と言っているのと同じです。
それは、「静かにさせるためのご褒美」も、「頑張ったらご褒美」も同じことなのです。
何かの対価として食のご褒美を与えてしまうと、それが子どもにとってはすごく魅力的な食べ物になってしまいます。
ご褒美といえば甘くておいしい物。
そうすると、甘いものはご褒美でもらえるほど素敵な魅力的なものなんだ!食べたい!もっと欲しい!甘い物最高!
となったり、食べ物で感情をコントロールしようとすると「ご褒美がないとできない子」になってしまいます。
ぐずればご褒美をもらえる。
わがままを言えばご褒美をもらえる。
といったように、おとな自身がぐずる・わがままを言う子にしているのです。
子どもは賢いです?どうすればおとなが自分のいう事を聞いてくれるかよくわかっていますね?