【子どもの落ち着きがなくなる食って?】
トピックス 2021年6月9日
【子どもの落ち着きがなくなる食って?】
子どもは甘いものを好むようにできています。
そこで、甘いものが好きだからといって、
小さいうちから子どもの大好きな甘いものを毎日食べさせるとどうなるでしょうか?
甘いものは血糖値を急激に上げます。
それを下げるためにインスリンが一気に放出されます。
一気に上がった血糖値が、今度は下がり過ぎます。
そして、交感神経を興奮させます。
交換神経が興奮すると、また血糖値が上昇します。
上がったり下げたり体も脳も大変?
そして、交感神経は興奮させるだけでなく、
イライラを引き起こします。
こうして、血糖値の激しい変動、交感神経の興奮などでイライラしたり
疲れたり、不安感、頭痛などいろんな症状に襲われます?
さらには甘いものは常習性があります。
この不快感を取り除くために、もっと甘い物が欲しくなるのです。
こうして、食べる→イライラする→食べる→さらに欲しくなるといった悪循環を生み出します。
そして甘い食べ物はあまり噛まなくても食べられる柔らかいものが多くあります。
小さいうちのおやつは栄養を補うための時間です。
その時間に栄養のないお菓子ばかり食べていると、
落ち着きのない子になったり、せっかくの食事の時間に噛まずに飲み込めるものを食べるので、
栄養がとれないので成長しない、カロリーが高いので肥満になる、噛まないので顎が成長しない、当然むし歯になりやすい。
しっかり噛んで食べることで顎の成長を促し、
しっかり噛んで食べることで唾液がたくさん出てむし歯にもなりにくくします。
しっかり噛んで食べることで満腹感を得られるので食べ過ぎを防ぐ。
甘い食べ物ではどれにも当てはまりません。
甘い食べ物は毎日の習慣にならないようにし、子どものおやつの時間には栄養のあるものを食べさせてあげましょう♪