【こどもの味覚】
赤ちゃんって味が分かるの??
離乳食は味がなくてかわいそう・・・。
味を感じる舌の器官「味蕾」
これは乳幼児はすでに大人と同じくらいの数があります。
そして、乳幼児一番味覚が研ぎ澄まされた時期です。
ですが、赤ちゃんはそれがおいしいのかおいしくないのかまではわかりません。
家族と一緒に食事をしていって、みんながおいしいおいしいと言って食べているのを見て、
これは美味しい物なんだ!と認識します。
味覚は3歳までにほぼ決まり、8歳頃には確定します。
ということは・・・・。
やはり乳幼児期の味付けはその子の将来の好む味を決める大事な時期になります。
それと同時に食べ方も決まってきます。
一口量がわからずにたくさん口に詰め込んでしまう。
口を開けたままくちゃくちゃ食べる。
あまり噛まずに飲み込む
など、食べ方の癖も大きくなってからの改善は非常に難しくなります。
離乳食では素材の味を生かした調理をするのは大事ですが、
その後、2歳くらいになるとなんでも食べられるようになってくるので甘いお菓子や、ジュースなどを与える方もいらっしゃいます。
食べさせていたら静かになるから・・・・。欲しがっているのにあげないとかわいそう。そんな風におっしゃいます。
小さいうちから砂糖漬けにされてむし歯ができ、押さえつけながら治療され、
それでも甘い物から抜け出せなくてまた食べてまたむし歯になって・・・。
虫歯だけではありません。精製された砂糖は体にいいことは何もありません。
そんなものを食べさせられるのと、最初から知らないのとではどちらが幸せでしょう?
それでも食べさせないとかわいそうなのでしょうか?
子どもの味覚や食べ方は親から教えてもらって学習します。
お父さんやお母さん、その子に携わるみんなが正しい知識を持ってその子にとってベストな食を選べるようになるといいですね☺️