【食行動は経験して育ちます】

食事から得られるものって栄養だけじゃないんです。
食事から得られる刺激はたくさんあります。
甘い・からい・しょっぱい・酸っぱい・旨い・香り・彩り・食感(舌触りや歯ごたえ)・温度などなど・・・?
いろいろなものを食べてたくさんの刺激を受け、食べ物ひとつひとつの味や香りや色などを覚えていきます。
そして料理を作る包丁の音・鍋の音・匂いなどの刺激。
家に帰ったら料理をしている音やにおいで幸せな気持ちになったことがありませんか?
それも食行動の刺激の一つです。
食事を楽しむことは、喜びを得る機会が増えるということです。
おとなになってから学ぶ食の知識よりも、子ども時代に身に付けた味覚や食習慣がその人の食習慣に大きな影響を与えます。
子どものころにどんな食習慣を身に付けたかによって、生涯の健康が決まるといっても言い過ぎではありません?
小さいうちからいろんなものを食べることで好き嫌いがなく、いろんな大きさや固さのものをスムーズに食べられるようになります。
0~3歳の間の食事は将来の食生活を決めます。
小さいうちにいろんなことを経験して楽しく、おいしく食事ができる子に育ってほしいですね?